まずは対応できる症状を治すって話

こんにちは、ハレ整体スクール代表の谷です。
今日は日曜日ですね!でも僕は今日も毎日のように仕事しますよ~😇

 

タイトルの通り、まずは対応できる症状を治すって話なんですけど、
先日、とあるスクール生の方から「どうしても治せない人がいるんですが…」と相談されました。

治療院でもリラクゼーションサロンでもどこでもそうですが、なかなか満足のいく結果が出ない場合ってありますよね。。

その相談話を掘り下げていくと、どうやら治せない人というのが重度の脊柱管狭窄症の症状を持っている人だったんです。

相談された方はリラクゼーションサロンで働いている方なんで、てっきり肩こりや腰痛などかと思っていたんですが、まさかの重症疾患。。脊柱管狭窄症は施術で治る場合もあるし、治らない場合もあります。
というのも、MRIでの実際の状態も大事ですし、MRI写真を見て予想される状態と、実際訴えている症状との乖離なども確認する必要がありますし、なにせ経験・知識・技術の必要な重症疾患です。

結論として、現状どんな状態か把握できて、どこまでの症状が取れるのかの患者さんとのインフォームドコンセントが非常に重要になる疾患です。

診断力が大事

ここでは医師以外は診断してはダメという話は置いておきます。

 

結論、どんな症状でも診断力が大事なんです。
診断力がない状態で治療はありえません。

 

話は戻りますが、相談を受けた生徒さんは、まだそこまでの診断力は持ち合わせていない人でした。
そのため、そのまま施術していても治らないことが予想できます。

自分にできることに全力になろう!

その生徒さんには、「症状がひどい場合はまずは医師に診てもらったほうがいい」とアドバイスしたうえで、今の生徒さんの整体技術で解決できる症状の人と全力で向き合ってくださいとお伝えしました。

ある程度の整体技術が身につくまでは重症疾患の方を診ても治せないのと、なにより治せない事が続くと整体技術に自信がなくなります。

もっと技術が向上するまでは肩こりや腰痛など悩みの軽めの人からしっかりと対応してお悩みを解決してあげましょう!

気持ちはわかりますが、いきなり全ての症状を治せるわけはありませんし、なんなら、どんなに技術が身についても100人施術して100人が満足する結果が出るなんて100%ありえません。
世の中のゴッドハンドと呼ばれる先生でも絶対にありえないことなんです。

まずは対応できるお悩みを全力で解決していきましょうね!

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